それでは早速、マイクロビットを使ってみます。
なお、本記事で使用しているパソコン環境は以下のとおりです。
- PC : Surface Pro 3
- OS : Windows 10 Pro(バージョン 1809)
- ブラウザ : Microsoft Edge
ブロックエディタの操作
まず最初に、Webブラウザでブロックエディタ(マイクロビットのプログラム開発環境)にアクセスします。
Webブラウザを起動し、以下のアドレスにアクセスします。
https://makecode.microbit.org/
画面が英語で表示されている場合は、画面の一番下の「Language」をクリックします。
言語選択画面が表示されますので、「日本語」をクリックします。
画面が日本語で表示されるようになりました。
「新しいプロジェクト」をクリックします。
ブロックエディタの画面が開きます。
左のマイクロビットの絵が表示されているエリアが「シミュレータ」です。プログラムの動作確認ができます。
中央の「基本」、「入力」などのボタンが並んでいるエリアが「ツールボックス」です。プログラムで使うブロックがまとめられています。
右のエリアが「ワークスペース」で、ここでブロックを組み合わせて、プログラムを作ります。
プログラムの作成
「ツールボックス」の「入力」をクリックします。
「ボタンAが押されたとき」を選択し、「ワークスペース」にドラッグします。
同様に、「ゆさぶられたとき」を選択し、「ワークスペース」にドラッグします。
次に「ツールボックス」の「基本」をクリックします。
必要なツールが見つからない場合は、「その他」をクリックすると、他のツールも表示されます。
「アイコンを表示」を選択し、「ワークスペース」にドラッグし、「ボタンAが押された時」の中にはめ込みます。
「表示を消す」を選択し、「ワークスペース」にドラッグし、「ゆさぶられたとき」の中にはめ込みます。
「ワークスペース」に最初から置かれていた「最初だけ」を「ツールボックス」のエリアにドラッグすると、「ツールボックス」がゴミ箱表示に変わり、削除することができます。同様に「ずっと」も削除します。
これでプログラムは完成です。
シミュレータ
「シミュレータ」で動作確認してみます。「ボタンA」をクリックすると、LEDがハート形に光ります。
「SHAKE」をクリックすると、LEDが消えます。これで正常に動作することが確認できました。
プログラムのダウンロード
完成したプログラムをダウンロードします。最初に、作成したプログラムに名前をつけ(ここでは「test_00」)、「ダウンロード」をクリックします。
「micro:bitにダウンロードしましょう」というウインドウの右上の「×」ボタンをクリックしてウインドウを閉じたあと、「保存」をクリックします。
ダウンロードが完了したら「フォルダーを開く」をクリックします。
ファイルがダウンロードされています。
「ホーム」ボタンをクリックします。
最初のホーム画面に戻ります。作成した「test_00」が追加されています。
次に、パソコンとマイクロビットをUSBケーブルで接続し、パソコンで作成したプログラムをマイクロビットに書き込みます。
パソコンとマイクロビットをUSBケーブルで接続します。
ダウンロードした「microbit-test_00.hex」を右クリックし、「送る」>「MICROBIT」を選択します。
これでマイクロビットにプログラムが書き込まれました。
動作確認
マイクロビットで動作確認します。プログラムはマイクロビットに書き込まれていますが、電源供給のため、USBケーブルはパソコンと繋いだままです。
「Aボタン」を押すと、LEDがハート形に点灯します。
マイクロビットを振ると、LEDが消灯します。
以上で、マイクロビットが動作することを確認できました。
なお、私がマイクロビットの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。
初心者向けから、比較的高度なものまで、さまざまな情報が記載されているだけでなく、子供向けの作例も多数掲載されていますので、「プログラミング教育」のための題材さがしなどにもおすすめです。