「Googleスプレッドシート」は、Googleが提供している表計算ソフトで、Microsoftの「Excel」に相当するものです。
Excelのように、ソフトをPCにインストールして使用するのではなく、Webブラウザからインターネットにアクセスして使用します。
また、作成したデータは、PCに保存するのではなく、クラウド上で管理されます。
ファイルを編集するたびに、最新データが自動で保存されるので、パソコンが故障してもデータは残ります。また、複数アカウントで同時に編集することも可能です。
Googleアカウントがあれば、無料で利用できます(アカウント取得も無料です)。
ここでは、Googleスプレッドシートの基本的な操作方法を説明します。
Googleスプレッドシートのページにアクセス
- あらかじめ、Googleアカウントを取得しておいてください(Googleアカウントの取得方法は こちら)。
- ChromeなどのWebブラウザで、Googleスプレッドシートのページ( https://sheets.google.com )にアクセスします。
- まだGoogleアカウントでログインしていない場合は、以下の画面が表示されますので、メールアドレスとパスワードを入力して、ログインしてください。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_01-800x511.png)
- スプレッドシートのトップ画面が表示されました。この画面では「device01_table」という1ファイルだけが存在しています。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_02-800x511.png)
ファイルを新規作成
- 「新しいスプレッドシートを作成」の「空白」をクリックすると、このような画面が開きます。Excelと同様の画面構成です。適当にデータを入力すると、ユーザが明示的に保存をしなくても、自動的に保存されます。画面左上の「←」をクリックすると、トップ画面に戻ります。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_03-800x511.png)
- 新たに「無題のスプレッドシート」というファイルが作成されました。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_04-800x511.png)
既存ファイルを開く
- ファイル名をクリックすると、ファイルを開くことができます。
ファイルを保存
- ファイルは自動的に保存されますので、ユーザが明示的に保存作業を行う必要はありません。
ファイル名を変更
- ファイル名を右クリックし、「名前を変更」を選択します。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_06-800x511.png)
- 新しい名前を入力し、「OK」をクリックします。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_07-800x511.png)
ファイルを削除
- ファイル名を右クリックし、「削除」を選択します。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_06-800x511.png)
- ファイルが削除されました。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_08-800x511.png)
- ただし、この状態では、ファイルをゴミ箱に移動しただけなので、完全に削除します。画面左上のメニューリストをクリックします。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_09-800x511.png)
- 「ドライブ」をクリックします。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_10-800x511.png)
- ドライブ画面の左側に「ゴミ箱」アイコンがあるので、これをクリックすると、ゴミ箱の中が表示されます。先ほど削除したファイルを右クリックし、「完全に削除」を選択します。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_11-800x511.png)
- 確認画面が表示されるので、「完全に削除」をクリックします。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_12-800x511.png)
- ゴミ箱の中が空になりました。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_13-800x511.png)
ファイルを共有
- スプレッドシート画面の右上にある「共有」ボタンをクリックします。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_14-800x511.png)
- ファイルを共有したいGoogleアカウント(メールアドレス)を入力後、その右横のアイコンをクリックして「閲覧者」を選択して、「送信」をクリックします。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_16-800x511.png)
- 「共有」ボタンにカーソルをあわせると、「1人と共有」と表示されます。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_17-800x511.png)
- 共有したGoogleアカウント宛に、招待メールが届きます。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_18-800x508.png)
- 「スプレッドシートで開く」をクリックすると、スプレッドシートを閲覧できます。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_19-800x507.png)
ファイルをダウンロード
- 「ファイル」>「形式を指定してダウンロード」を選択すると、ダウンロード可能なファイル形式が表示されます。所望のファイル形式をクリックすると、ファイルがダウンロードされます。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_20-800x511.png)
スプレッドシートをスマホで閲覧
スマホでもスプレッドシートを閲覧するために、Googleスプレッドシートアプリをインストールします。ここではiPhoneでのインストール手順を説明します。
- 「App Store」アイコンをタップし、App Storeを起動します。「検索」で「google spreadsheet」と入力すると、Googleスプレッドシートアプリが表示されるので「入手」をタップします。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_21-300x533.png)
- 必要に応じて、Apple IDでサインインして、インストールします。インストールが完了したら、「スプレッドシート」アイコンをタップし、Googleスプレッドシートを起動します。
- 「”Sheets”がサインインのために”google.com”を使用しようとしています。」と表示されるので、「続ける」をタップします。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_22-300x533.png)
- Googleアカウントのログイン画面が表示されるので、Googleアカウント(メールアドレス)、パスワードを入力して、ログインします。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_23-300x533.png)
- スプレッドシートのトップ画面が表示されました。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_24-300x533.png)
- 所望のファイルをタップすると、閲覧することができます。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/04/20190809_25-300x533.png)