マイクロビットのブロックエディタを開くと、ツールボックスに「変数」というグループがあります。
「変数」というのは、プログラムを作るときに、文字や数字などのデータを入れておく「箱」のようなものです。
プログラムでは、変数をつかって、
- データを格納したり
- それらを計算したり
- そのデータをよそに渡したり
します。
変数には名前をつけます。名前によって、複数のデータを区別できます。
以下のプログラムでは、変数「A」に1、変数「B」に2を格納し、「A」に「B」を3回かけて、その結果(8)を表示しています。細かく説明すると、
- 1回目のかけ算:「A(1)」×「B(2)」の結果(2)を、再度「A」に格納
- 2回目のかけ算:「A(2)」×「B(2)」の結果(4)を、再度「A」に格納
- 3回目のかけ算:「A(4)」×「B(2)」の結果(8)を、再度「A」に格納
- 「A」の値を表示
という手順です。
おとな向けのプログラムでは、以下のような感じで書きます(プログラミング言語によって、文法は違います)。
let A = 1
let B = 2
for (let i = 0; i < 3; i++) {
A = A * B
}
basic.showNumber(A)
なお、私がマイクロビットの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。
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初心者向けから、比較的高度なものまで、さまざまな情報が記載されているだけでなく、子供向けの作例も多数掲載されていますので、「プログラミング教育」のための題材さがしなどにもおすすめです。
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