iPhoneにインストールした、スマホ版micro:bitアプリを使って、スマホとマイクロビットでの、データのやり取りを試しています。
今回は、マイクロビットのセンサで採取した情報を元に、スマホに通知します。
機能
マイクロビットの明るさセンサを使います。
暗い状態から明るい状態に変わった時に、スマホに通知します。
例えば、マイクロビットを冷蔵庫の中に入れておけば、冷蔵庫の扉を開けるたびに、スマホに通知が届きます。
マイクロビットをどこにでも置けるように、マイクロビットには「MI:電源ボード」をつけておきます。
プログラム
「高度なブロック」>「拡張機能」から「devices」を選択します。
「無線」と「Bluetooth」は混在できないので、「Remove extension(s) and add devices」をクリックします。
ツールボックスから「無線」グループが消え、「Bluetooth」、「Bluetooth接続機器」というグループが追加されています。
プログラムは以下のとおりです。1秒間隔で明るさを採取し、前回の明るさがしきい値未満、今回の明るさがしきい値以上だった時だけ、スマホのバイブレーターを振動させます。
結果
micro:bitアプリの「Choose micro:bit」で、スマホとマイクロビットのペアリングを行なったのち、「Monitor and Control」で「Start」ボタンを押します。
この状態で、マイクロビットが明るくなったことを検知すると、スマホのバイブレーターが振動します。
なお、iPhoneでは、音を鳴らすタイプの通知はうまく動きませんでした(androidスマホでは、音を鳴らすこともできたのですが)。
また、「Monitor and Control」画面から別の画面に移動すると、スマホとマイクロビットの接続が切れて、通知も届かなくなるようです。
なお、私がマイクロビットの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。
初心者向けから、比較的高度なものまで、さまざまな情報が記載されているだけでなく、子供向けの作例も多数掲載されていますので、「プログラミング教育」のための題材さがしなどにもおすすめです。