「Grove Shield for micro:bit」という製品を使い、マイクロビットにGrove規格の各種センサをつなぎます。
今回は、マイクロビットにGrove人感センサ(Grove – PIR Motion Sensor)をつないでみます。

つなぎ方は簡単で、以下のように、シールドにマイクロビットと人感センサ、ACアダプタを取り付けるだけです。

動作確認のため、「MakeCode for micro:bit」のデスクトップアプリを起動し、以下の簡単なプログラムを作成します。
なお「最初だけ」で「端子 P0 のプルアップ・プルダウンを設定する」を「なし」に設定しておかないと、正常動作しませんでした。

PCとマイクロビットをUSBケーブルでつなぎ、プログラムをマイクロビットにダウンロードします。
「コンソールを表示 デバイス」をクリックすると、以下のように、人の検知状況がグラフ表示されます。人がいる状態でも、数秒毎にON/OFFを繰り返すようです。

なお、電源はシールドのUSBポートから供給しなければならないようです。マイクロビットのUSBポートからの給電では、安定して動作しませんでした。
次に、この結果を踏まえて、以下のプログラムを作成します。人を検知した時に、LEDでハートマークを表示させます。

非常に簡単に動作させることができました。

ハンダ付けをせずに、さまざまなセンサをマイクロビットで活用できるのは、なかなか魅力的です。
なお、私がマイクロビットの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。
初心者向けから、比較的高度なものまで、さまざまな情報が記載されているだけでなく、子供向けの作例も多数掲載されていますので、「プログラミング教育」のための題材さがしなどにもおすすめです。