マイクロビットを使ってみる 〜「NeoPixel」拡張機能

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センサ・電子回路との接続

マイクロビットでフルカラーLEDテープをつかう機会がありました。


MakeCodeエディタでフルカラーLEDを扱う際には「NeoPixel」拡張機能をつかいます。
ただ、この拡張機能の各ブロックの使い方については、ネット上にもあまり情報がありませんでした。
今回、「NeoPixel」拡張機能に入っている各ブロックの使い方について少し調べましたので、ここに簡単にまとめておこうと思います。

変数 strip を 端子 P0 に接続しているLED 24 個のNeoPixel ( モード RGB(GRB順) ) にする

あらたに「NeoPixelストリップ」をつくります。引数として「接続先のピン番号」「NeoPixel LEDの数」「NeoPixel LEDのタイプ(RGBのならび順や白色LEDを含むかなど)」を指定します。

変数 range を strip の 0 番目から 4 個のNeoPixel にする

stripの一部を抜き出して、あらたに「部分ストリップ」をつくります。

strip をレインボーパターン ( 色相 1 から 360 ) に点灯する

ストリップを虹色のグラデーションで点灯させます。引数として「虹色の範囲(色相)」を1〜360の数値で指定します。

strip を 赤 色に点灯する

ストリップを指定した色で点灯させます。すべてのLEDが同じ色になります。

strip 棒グラフで点灯する 値 0 最大値 255

値に応じて、ストリップを棒グラフのように点灯させます。引数として「値」と「最大値」を指定します。「最大値」に対する「値」の割合で点灯するLEDの数が決まります。

strip を設定した色で点灯する

あらかじめ設定した色でストリップを点灯させます。

strip の設定を解除する

ストリップに対し、すべてのLEDをオフ(黒色)に設定します。この設定を反映させるためには、この後に「strip を設定した色で点灯する」を実行する必要があります。

hue 0 saturation 0 luminosity 0

色相(hue, 0〜360)、彩度(saturation, 0〜99)、明度(luminosity, 0〜99)でつくった色情報を取得します。

strip に設定されている色をLED 1 個分ずらす

ストリップに設定されている色情報をとなりのLEDにシフトします。空いたLEDにはオフ(黒色)が入ります。引数で「シフトするLEDの個数」を指定します。この設定を反映させるためには、この後に「strip を設定した色で点灯する」を実行する必要があります。

strip に設定されている色をLED 1 個分ずらす (ひとまわり)

ストリップに設定されている色情報をとなりのLEDにシフトします。空いたLEDには先頭のLEDの色情報が入ります。引数で「シフトするLEDの個数」を指定します。この設定を反映させるためには、この後に「strip を設定した色で点灯する」を実行する必要があります。

strip の 0 番目のLEDを 赤 色に設定する

ストリップの各LEDに対し、個別に色を設定します。この設定を反映させるためには、この後に「strip を設定した色で点灯する」を実行する必要があります。

strip のLEDの数

ストリップのLEDの個数を取得します。

strip の明るさを 255 に設定する

ストリップの明るさを 0 〜 255 の数値で設定します。この設定を反映させるためには、この後に「strip を設定した色で点灯する」を実行する必要があります。

strip power (mA)

現在のストリップの色設定から、おおよその消費電力を取得します。

あらかじめ定義されている色情報を取得します。

RGB ( 赤 255 緑 255 青 255 )

任意のRGB値でつくった色情報を取得します。

 

なお、私がマイクロビットの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。


初心者向けから、比較的高度なものまで、さまざまな情報が記載されているだけでなく、子供向けの作例も多数掲載されていますので、「プログラミング教育」のための題材さがしなどにもおすすめです。