TinkercadとDMM.makeで3Dプリントする

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3Dプリンタ

これまでに、いくつかの電子工作をしてきました。

その感想として、電子部品は、本当に色々なものが様々な手段で提供されており、作ってみたいものは何でも実現できるんじゃないか?というような印象を持ちました(もちろん、技術レベルが伴っていないので、実際には無理なのですが)。

一方、電子工作を収める筐体(ケース)については、なかなか制約が多いなぁと感じています。大きさや形状、加工方法など、なかなか思いどおりにはなりません。
先日も、作った工作物を、動物の型にでも入れたらかわいいかな?と思いついたのですが、なかなかそんなケースは売っておらず、紙粘土か何かで作るぐらいしか、実現方法を思いつきませんでした。

そんな訳で、一度、今はやりの3Dプリントサービスを体験してみようと思い立ちました。
そうは言っても、最初から動物の型を作るのは難易度が高すぎるので、まずは、ごく小さなケースを作って、試しに注文してみようと思います。

Tinkercadで3D CADデータ作成

まずは、3D CADデータの作成です。

3D CADソフトは、「Tinkercad」という無料ソフトを使うことにしました。我が家の小学生の息子が、既にこのソフトで遊んでいたのが採用理由です。

「Tinkercad」は直感的に操作できるソフトですが、きちんと理解して使いたい場合には、書籍が参考になるかもしれません。

いっそのこと、子供が作ったデータで、3Dプリントを試してみても良かったのですが、実際に造形できそうな完成データがありませんでした。

Tinkercadでは、直方体や球などの、あらかじめ準備されている形状同士を、結合したり削ったりすることで、所望の形状を作ります。直方体の角を面取りして、なめらかな形状にすることなどもできます。
今回のデータは、はじめて作ったにも関わらず、30分程度で完成しました。直方体を面取りして、角を丸っこくした上で、一回り小さい直方体でくり抜き、ケーブルを通す溝をつけただけのものです。寸法は 18mm x 40mm x 10mm です。

この後、3Dプリントするため、STL形式でデータをエクスポートしておきます。

DMM.makeで3Dプリント注文

早速、このデータで3Dプリントを注文してみようと思います。

利用したのは「DMM.make」です。

アカウントを作成し、3Dデータをアップロードすると、すぐに「モデルアップロードが完了しました」というメールが届き、数分後に「データチェックが完了しました」というメールが届きます。このデータチェックは自動処理のようです。
このメールで、素材毎の料金が確認できます。今回の図形ひとつで、最も安い「ナイロン ナチュラル」が712円でした。

料金設定のルールが分からないので、次に、同じケースをいくつか並べたデータを準備し、再見積もりしてみました。
ケースは、バラバラに離れた状態でもいいのかもしれませんが、あまりよく分からないので、今回はケース同士を、プラモデルのように、細い図形でつなげて、ひとつの図形にしておきました。
12個並べた場合と、24個並べた場合で、あらためて見積もりをしてみました。結果は以下のとおりです。

ナチュラル
1個712円
6列x2段(12個)2115円(176円/個)
6列x4段(24個)3659円(152円/個)

ところで、今回のケースは色を「ブラック」にしたかったのですが、上記の12個、24個の場合は、ともに「ブラック」が選択不可になっていました。
Webページで確認すると、色付きについては、100mm x 100mm x 100mm がサイズ上限とのことです。今回のデータでは、横が6列(18mm x 6個 = 108mm)で、100mmを超えているのが原因です。

これを踏まえて、ケースを少し小さくしました。ケースを 18mm x 30mm x 10mm にし、5列x3段(15個)並べることで、縦横ともに100mm以内に収めました。

これで再見積もりしました。

ナチュラルブラック
5列x3段(15個)2035円(136円/個)2629円(175円/個)

この「ブラック」を注文しました。住所やクレジットカードの情報を入力して注文すると、「ご注文受付のお知らせ」というメールが届いた後、1時間ほどたってから「ご注文完了のお知らせ」というメールが届きました。この間に、人手でデータのチェックを行っているようです。

実は、当初はこのデータを「ナイロン ブラック(磨き)」で注文しました。すると、「ご注文受付のお知らせ」メールの後、「このデータは厚みが薄い箇所があり、磨き工程で破損する可能性がある」とのメール連絡があり、一旦注文をキャンセルした後、磨きなしで再注文しました。
磨き加工を行う場合は、厚みが2mm以上必要なようです。

概ね、8~10日で完成するようです。

ちなみにこの後、Tinkercadでネコを作りました。初めて使ったツールにも関わらず、3時間ほどの作業でここまでできました。

できあがり

本日、注文していたケースが届きました。
11月19日に注文して、11月24日に届きました。もちろん、もっと遅くなることもあるのだと思いますが、このくらいの手間と時間で3Dプリントができるのであれば、色々な用途に、非常にお手軽に使えそうです。

できあがりはこんな感じです。概ね思ったとおりの仕上がりでした。

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