先日購入した、3Dプリンタ「ダヴィンチJr. wifi Pro」とレーザーカッター「FABOOL Laser Mini」を使って、マイクロビットのケースを作ろうと思います。
マイクロビットにMI:電源ボード(MI:電源ボードについては こちら)を取り付けた状態で収納できる、名刺入れサイズのケースです。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/05/20190916_01-500x375.jpg)
ケース本体の骨組み部分は3Dプリンタで作成します。上面と底面は、PP板をレーザーカッターで切り抜き、接着剤で貼り合わせることにします。
3DデータはTinkercadで作ります。ケースの3Dデータはこんな感じです。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/05/20190916_02-800x511.jpg)
レーザーカットのためのベクターデータ(svg)も、Tinkercadで出力できるようなので、上面と底面の平面データも作りました。
高さゼロの場所の平面図が出力されるようです。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/05/20190916_03-800x511.png)
3Dプリントした結果はこちらです。
ケースの前後左右から中央に向けて、MI:電源ボードを取り付けるための突起を引き出し、そこにMI:電源ボードをはめ込んで固定しています。
MI:電源ボードとマイクロビットはネジで固定されているので、これでMI:電源ボード、マイクロビットともに、ケースに固定できます。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/05/20190916_04-500x375.jpg)
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/05/20190916_05-500x375.jpg)
レーザーカットした結果はこちらです。PP板の厚さは0.75mmです。
長方形に切るだけではレーザーカッターを使用する意味がないので、当社のロゴマークも刻印しておきました。
底面は、ケース本体に貼り付けてあります。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/05/20190916_06-500x375.jpg)
当初は、上面のフタもケースに貼り付けようと思っていたのですが、スライド式で取り外しできるように変更するようにしました。
別途、ケースのスリット部分を作成し、ケース本体に接着剤で貼り付けました。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/05/20190916_07-800x511.png)
これで、フタを簡単に取り外しできるようになりました。完成品のサイズは 100mm x 64mm x 19mm です。
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/05/20190916_08-500x375.jpg)
![](https://sample.msr-r.net/wp-content/uploads/2020/05/20190916_09-500x375.jpg)