3Dプリンタでマイクロビットケースを作成する(第1版)

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3Dプリンタ

先日購入した、3Dプリンタ「ダヴィンチJr. wifi Pro」とレーザーカッター「FABOOL Laser Mini」を使って、マイクロビットのケースを作ろうと思います。


マイクロビットにMI:電源ボード(MI:電源ボードについては こちら)を取り付けた状態で収納できる、名刺入れサイズのケースです。

ケース本体の骨組み部分は3Dプリンタで作成します。上面と底面は、PP板をレーザーカッターで切り抜き、接着剤で貼り合わせることにします。

3DデータはTinkercadで作ります。ケースの3Dデータはこんな感じです。

レーザーカットのためのベクターデータ(svg)も、Tinkercadで出力できるようなので、上面と底面の平面データも作りました。
高さゼロの場所の平面図が出力されるようです。

3Dプリントした結果はこちらです。
ケースの前後左右から中央に向けて、MI:電源ボードを取り付けるための突起を引き出し、そこにMI:電源ボードをはめ込んで固定しています。
MI:電源ボードとマイクロビットはネジで固定されているので、これでMI:電源ボード、マイクロビットともに、ケースに固定できます。

レーザーカットした結果はこちらです。PP板の厚さは0.75mmです。
長方形に切るだけではレーザーカッターを使用する意味がないので、当社のロゴマークも刻印しておきました。
底面は、ケース本体に貼り付けてあります。

当初は、上面のフタもケースに貼り付けようと思っていたのですが、スライド式で取り外しできるように変更するようにしました。

別途、ケースのスリット部分を作成し、ケース本体に接着剤で貼り付けました。

これで、フタを簡単に取り外しできるようになりました。完成品のサイズは 100mm x 64mm x 19mm です。