ふたつのマイクロビットで無線通信ができますが、この通信が、どのくらいの距離まで届くのか調べました。
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調査方法
MicroPythonで以下のプログラムを作り、ふたつのマイクロビットに転送します。
import radio
from microbit import *
radio.on()
while True:
mess = radio.receive()
if mess:
display.clear()
display.show(mess)
elif button_a.is_pressed():
display.clear()
display.show(Image.HAPPY)
radio.send('A')
elif button_b.is_pressed():
display.clear()
display.show(Image.SMILE)
radio.send('B')
これを屋外に持っていきます。直線道路で通信をしながら離れていき、通信できる限界となる2地点を調べます。
後ほど、Googleマップを使って、2地点間の、おおよその距離を確認します。
結果
通信可能距離は約40mでした。
なお、測定場所は道路で、両脇には家や壁があります。電波の反射もあると思うので、障害物のない広場などでは、通信距離が短くなるかもしれません。
通信可能距離をのばすために、以下のような設定を追加して、再調査してみました。
import radio
from microbit import *
radio.on()
radio.config(power=7, data_rate=radio.RATE_250KBIT) // 追加
while True:
mess = radio.receive()
if mess:
display.clear()
display.show(mess)
elif button_a.is_pressed():
display.clear()
display.show(Image.HAPPY)
radio.send('A')
elif button_b.is_pressed():
display.clear()
display.show(Image.SMILE)
radio.send('B')
この場合の通信可能距離は、約68mでした。
なお、私がマイクロビットの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。
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初心者向けから、比較的高度なものまで、さまざまな情報が記載されているだけでなく、子供向けの作例も多数掲載されていますので、「プログラミング教育」のための題材さがしなどにもおすすめです。
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