マイクロビットを使ってみる 〜ピンポンゲームをつくる

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電子工作の作例

夏休みに実施予定の、マイクロビットワークショップに向けて、マイクロビット単体で遊べるプログラムのサンプルを準備中です。
マイクロビット本体と「MI:電源ボード」のみを使用し、その他の部品や工作は不要、というのが条件です。

今回は、「ピンポンゲーム」を作ります。



機能

LEDマトリックスのうち、一番下の1行はラケットの場所を表します。その他の4行はボールの場所を表します。

「A」、「B」ボタンの操作で、ラケットが左右に動きます。

「A」、「B」ボタンを同時に押すと、ゲームのスタートです。
ボールはまっすぐ、もしくは斜めに動き、壁や天井にぶつかると跳ね返ります。

ボールが下にきた時、ラケットに当たると、「ピコーン!」と音がなり、得点が1点増えます。また、ボールのスピードが少し速くなります。
ボールがラケットに当たらなければ、ゲーム終了です。

プログラム

ラケットの移動、表示は、「ボタンAが押されたとき」、「ボタンBが押されたとき」で行います。

「ボタンA+Bが押されたとき」で、ゲーム本体の処理を行います。
変数「ゲーム中」で、ゲームが続行中(真)か、終了したか(偽)を表します。変数「ゲーム中」が(真)の間、処理が繰り返されます。

関数「ボールを動かす」で、ボールの移動、表示を行います。ボールが壁にぶつかって跳ね返るときの向きは、乱数で決まりますので、どの方向に跳ね返るか分かりません。

関数「判定」で、ボールが下に来た時に、ラケットと当たったか、当たらなかったかの判定を行います。

 

なお、私がマイクロビットの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。


初心者向けから、比較的高度なものまで、さまざまな情報が記載されているだけでなく、子供向けの作例も多数掲載されていますので、「プログラミング教育」のための題材さがしなどにもおすすめです。