マイクロビットを使ってみる 〜マイクロビットにしゃべらせる

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電子工作の作例

micro:bit用MicroPythonのドキュメントページを見ていたら、「音声」という機能があったので、試してみました。


なお、この機能はまだ「開発中」のようです。ドキュメントページに、以下のように書かれています。

警告! これはまだ作業中です。開発を続ける過程で、この API を変更する可能性があります。
音声の品質は大したものではなく、単に「十分に良い」レベルです。デバイスの制約により、再生中にメモリエラーや予期しない余分なサウンドが発生することがあります。まだ初期段階であり、音声シンセサイザーのコードを常に改善しています。バグレポートやプルリクエスは大歓迎です。

機能

Aボタンを押すと、マイクロビットが「われわれは、うちゅうじんだ」としゃべります。

材料

  • マイクロビット
  • 電池ボックス(単四×2、PHコネクタ付き)、電池(単四×2)
  • ワニ口クリップ(×2)
  • スピーカー(セリアのマルチメディアスピーカー)

プログラム

プログラムは、「muエディタ」を使って、MicroPythonで作ります。
Aボタンを押すと、「われわれは、うちゅうじんだ」という音声を再生します。

import speech
from microbit import *

sentence = "WA-RE WA-RE WA, UCHU JIN DA."

while True:
    if button_a.is_pressed():
        speech.say(sentence, speed=120, pitch=100, throat=100, mouth=200)

つなぎかた

マイクロビットの「0」と「GND」を、ワニ口クリップでスピーカーとつなぎ、マイクロビットに電池ボックスをつなぐだけです。

結果

Aボタンを押すと、音声が再生されます。

ドキュメントページを見ると、音声の調整方法が色々と書いてあります。
調整すると、声の表現を変えたり、歌を歌わせたりすることもできるようです。

 

なお、私がマイクロビットの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。


初心者向けから、比較的高度なものまで、さまざまな情報が記載されているだけでなく、子供向けの作例も多数掲載されていますので、「プログラミング教育」のための題材さがしなどにもおすすめです。