知り合いの方から畑の一画をお借りして、「自然農」での野菜栽培を体験中です。
去年の秋冬シーズンには、「ホウレンソウ」がとてもよく育ち、冬の間じゅう、コンスタントに収穫できました。
それに味をしめ、今シーズンもホウレンソウを育てようと思います。
9月11日、畑にタネをまきました。タネは近所のホームセンターで購入したもので、前シーズンと同じものです。
9月16日、発芽を確認しました。
9月30日、結構大きくなってきました。
10月8日、タネはスジ状にまいたのですが、一部の株は順調に大きくなっているものの、場所によってはすっかり消えてしまっています。
虫にやられたのでしょうか?
ホウレンソウが消えてしまった場所に、追加でタネをまきたいのですが、畑に行く時間が取れなかったため、自宅ベランダで苗を育てることにしました。
10月10日、ポットにタネをまきました。
10月14日、ポットにまいたタネから発芽しました。
10月16日、畑のホウレンソウです。
10月18日、ポットの苗です。
10月23日、畑のホウレンソウです。
10月30日、苗が結構大きくなったので、畑に植え付けました。
11月6日の様子です。
11月27日の様子です。寒くなってきたせいか、あまり元気がなさそうです。
12月22日の様子です。ぜんぜん大きくなりません。
1月8日、相変わらずです。
1月20日の様子です。全く大きくならず、なかなか収穫できません。
前シーズンはとても良く育ったのですが、今シーズンはサッパリです。
前シーズンも同じ時期にタネをまき、10月中旬までの生育具合は同じような感じでした。
ただ、前シーズンはその後も順調に成長し、11月中旬には初収穫できたのですが、今シーズンはその頃からの成長が良くありません。
前シーズンの1月末頃の写真です。今シーズンとは全然違います。
なぜこんなに違うのか、少し考えてみました。
今シーズンは感覚的に、秋の気温が例年に比べて非常に高く、冬の気温が低いように感じていました。
確認のため、気象庁の近隣地域の測定データで、前シーズンと今シーズンの平均気温を比較してみました。
日毎の平均気温の推移です。赤が今シーズン、グレーが前シーズンです。
このグラフから、やはり今シーズンは10月前半の気温が前シーズンに比べて非常に高かったことがわかります。
また、11月中旬の気温が前シーズンより低いようです。
一方、12月以降は、それほど大きな違いはないようです。
10月前半に株がどんどんなくなってしまいましたが、この時期の気温が高かったため、虫の活動が活発で、虫に食べられたのではないかと思います。
また、今シーズンは11月あたまから、急に生育具合が悪くなってしまいましたが、この時期の気温が若干低かったせいかもしれません。
あと、この時期に畑にあまり通えず、間引きをサボってしまったため、それが原因かもしれません。
前シーズンはあまり手をかけずに、とてもいい感じに育ったので、そんなものかとタカをくくっていたのですが、ちょっとした違いで成長に大きな違いが出ることを改めて実感しました。
追記
2月11日の様子です。
4月11日の様子です。ホウレンソウは結局最後までうまく育ちませんでした。