自然農たんぼ実験3 〜3シーズンめの稲作体験

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自然農たんぼ実験

知り合いの方から畑の一画をお借りして、自然農での野菜栽培を体験中です。

一昨年、昨年と、畑のすみに小さな水田エリア(ミニたんぼ)をつくり、自然農での稲作を体験しました。
今年も引き続き、同じ場所でコメを育てることにしました。


育てるのは「ハッピーヒル」という餅米です。
昨年収穫したコメを一部、種もみとして籾付きのままで保管していたので、それを使います。

4月1日、種もみの選別と温湯消毒をしました。
生卵が浮くぐらいの塩水をつくり、そこに種もみを入れ、沈んだものだけを使います。
選別が終わった種もみは、60℃のお湯に10分程度浸して消毒します。

その後、種もみを発芽させるために、水に数日間浸けておきます(浸種)。
「水温×日数」を「積算温度」と言いますが、積算温度が100℃になるまで水につけておきます。

4月16日、自宅のベランダで種おろしをしました。
128穴のセルトレーに、ホームセンターで購入した「培養土」と「くん炭」を混ぜたものを入れ、種もみを1粒ずつ入れました。

4月21日、芽が出てきました。

4月30日の様子です。

5月9日の様子です。

5月20日、充分大きくなってきました。

この頃、ミニたんぼの代かきを行い、田植えの準備ができました。

コメを育てるのはこのエリアです。

6月17日、田植えを行いました。
苗はこのぐらいまで育っています。

数名のお子さんに集まってもらい、田植えをしてもらいました。

6月24日、苗は活着しているようです。

7月6日の様子です。

7月17日の様子です。

7月29日の様子です。

8月11日の様子です。

8月26日の様子です。

9月2日、穂が出てきました。

9月9日、穂が出揃いました。

9月23日の様子です。

10月4日、鳥よけのためにネットを張りました。

ミニたんぼ横にカメラを設置して、定期的に写真を撮り続けていたので、それらの写真をつなぎ合わせてタイムラプス動画をつくってみました。

10月29日、稲刈りを行いました。
このような感じで、しっかり実っています。

今回も子どもたちに集まってもらいました。

大勢で取り組んだので、あっという間に稲刈りは終了しました。

刈り取った稲は、はざかけしておきます。

11月25日、なかなか時間が取れず、遅くなってしましましたが、ようやく脱穀を行いました。
まずは、はざかけ台から稲をおろします。

少し離れた場所に「足踏み脱穀機」があるので、稲をそこまで運んで脱穀します。

その後、「唐箕」という道具でゴミを吹き飛ばし、コメを選別します。

今年も、なかなかいい感じにコメをつくることができました。