自然農たんぼ実験 〜種もみの選別・温湯消毒

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自然農たんぼ実験

知り合いの方から畑の一画をお借りして、自然農での野菜栽培を体験中です。

今年は、この畑の端に小さな水田エリアをつくり、自然農での稲作をやってみようと計画中です。
子供の教育教材で、バケツで稲を育てる「バケツ稲」というものがありますが、それを少し大きくしたイメージを考えています。

去年の秋、知り合いの方の田んぼの稲刈りを手伝った際に、「種もみ」として収穫した稲を1株いただきました(記事は こちら)。
無肥料、無農薬で育てたコメです。

冬の間、冷暗所に保管しておきましたので、今回はこの種もみを使って選別と温湯消毒を行います。

実は去年の春、近所の自然栽培サークルが開催した「種もみの選別・温湯消毒」体験に参加しました(記事は こちら)。
この時習った方法で、今回も作業を行います。

種もみの選別(塩選別)

最初に「塩選別」を行います。
種もみを塩水に浸けてしばらく置いておくと、質の悪い種もみが浮いてきます。それを取り除いて質の良い種もみだけを残す作業です。

まずは塩を溶かす前の水に種籾を入れてみました。
全く塩が入っていない状態にも関わらず、結構な量のもみが浮いてきましたので、それらを全て取り除きました。

次に食塩を混ぜていきました。
「塩水選種計」などの道具はないので、一応生卵を浮かべてみました(大雑把には、生卵が浮くぐらいの比重にすれば良いようです)。

すると、このようにほとんどの種もみが浮いてしまいました。
いくら水田エリアが狭いとはいえ、これを全て取り除いてしまうと種もみが足りなくなりそうです。

仕方がないので、今度は逆に水を足していき、ある程度の種もみが残るように調整しました。

稲1株分の種もみ(1カップ強程度)から、選別して残ったものはこれぐらいです。

選別が終わったらすぐに、食塩の入っていない水につけます。

温湯消毒

60℃のお湯に選別した種もみを入れて消毒します。

水温を60℃にキープしたまま、10分程度浸します。

消毒が終わったら、種もみの働きを活発にするために、冷水につけます。

浸種

消毒が終わったら、種もみを発芽させるために、水分を吸収させます。

種もみをネットに入れたままで、おけに入れた水に数日間つけておきます。
つけておく日数は水温によって変わります。「水温×日数」を「積算温度」と言いますが、発芽に必要な積算温度は100℃とのことで、水温が15℃であれば7日間、水温が12℃なら8日間つけておくことになります。

なお、浸種には酸素が必要です。貯めた水につける場合は、水を毎日交換しなければいけないようです。

今の時期、水温は明け方で10℃ちょっと、昼間で20℃近くになる感じです。平均すると15℃くらいでしょうか。
積算温度は1週間程度で100℃になりそうです。