自然農の野菜栽培を体験する 〜パクチーの栽培

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自然農体験

一口に「春夏野菜」「秋冬野菜」といっても、そのタネまき時期や収穫時期はさまざまなため、栽培を予定している作物のタイミングによっては、畑のスペースが一時的に空いてしまうことがあります。

このようなスペースに、比較的短期間で収穫できる野菜を植えて、畑を有効活用しようと思います。

今回は、5月末に空いてしまうスペースがあったので、そこに「パクチー」を植えることにしました。

パクチーのタネまき時期は温暖地で5月中旬〜8月中旬、収穫時期は7月中旬〜10月下旬とのことで、タネまきから2ヶ月ほどで収穫できるようです。

5月12日、ポットにタネを撒きました。
タネを硬いものでこすって殻を破り、水に数時間つけてから撒きます。
タネは近所のホームセンターで購入したもの(サカタのタネ)、土もホームセンターで購入した種まき培土です。

5月19日(タネまきから7日)、芽が出てきました。

6月5日(タネまきから24日)、しっかり育っています。

6月9日(タネまきから28日)、十分大きくなったので、畑に苗を植え付けました。
タネまきから1ヶ月程度、本葉が3〜4枚になった頃が植え付け時とのことです。

7月3日(タネまきから52日)、まだまだ小さいですが、なんとか無事に育っています。

なお、5月31日に、予備でポットにタネを撒いていたため、きちんと育たなかった場所については、この日(タネまきから33日後)に苗を植え付け直しました。

7月22日(タネまきから71日)、急に大きくなり、初収穫もできました。

7月28日(タネまきから77日)、花が咲きました。

農薬や肥料(有機肥料も)はつかっておらず、トマトなどの果菜の間に植えてほったらかしにしていただけで、収穫できるまでになりました。

パクチーは、カレーやスープの香りづけ、肉料理や魚料理の付け合わせ、タネは調味料(コリアンダー)として使えます。
花も食べられるようです。

8月15日追記

パクチーの実(コリアンダーシード)が付いていることに気づきました。
しばらく置いておき、来年のタネまき用に採種しようと思います。