自然農の野菜栽培を体験する 〜春植えジャガイモの栽培

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自然農体験

知り合いの方から畑の一画をお借りして、「自然農」での野菜栽培を体験中です。


昨年の春夏シーズン、秋冬シーズンと、ジャガイモを栽培しました。
今年の春夏シーズンも、同じようにジャガイモを育ててみます。

実は、昨年の春夏シーズンに収穫したジャガイモのうち手頃なサイズのものを、種イモ用として保管していたのですが、出してみると芽が伸びまくっており、先の方には既に小さなジャガイモの実までついています。

種イモ自体もしわくちゃになってしまっており、これではとても育てることはできそうにありません。

仕方がないので、改めて種イモを購入してきました。

2月19日、種イモを適当な大きさに切り、切り口に灰を付けました。
この状態でしばらく窓辺に置いておき、芽出しをします。

3月6日、畑に種イモを植え付けました。

4月2日、芽が出ました。去年はこの時期に遅霜にやられてしまったので、防寒対策で寒冷紗をかけています。

4月11日の様子です。今年は遅霜にはやられませんでした。

4月20日の様子です。

実は、芽が伸びまくってしまった種イモも、念のため、3月6日に畑に植えていました。
そちらも一応は芽が出て、そこそこ大きく育っています。

5月7日の様子です。

芽が伸びまくってしまった種イモの方は、何だか本数が減っていってしまっているように見えます。

5月19日、結構茂ってきました。

6月7日、これからどんどん大きくなるかと期待していたのですが、予想に反してそのまま枯れてしまいました。
去年も成長はあまり良くなかったのですが、今年は更にダメです。春の気温が低かったためでしょうか?

芽が伸びまくってしまった種イモの方は、ほとんどなくなってしまいました。
残った苗もこのとおりです。

6月12日、梅雨入りが近そうなので、収穫しました。
収穫量は非常に少なく、去年の1/3ぐらいの量でした。
また、一応芽かきはしていたのですが、採れたジャガイモはとても小さいものがほとんどでした。

なぜこれほどダメだったのか、理由はよくわかりません。
4月〜5月の気温が例年より低かったためかとも思いましたが、近くで同じようにジャガイモを育てている方々は、それなりに収穫できているようです。
秋冬に葉菜や根菜を育てていた畝にジャガイモを植え付けたのですが、肥料を全く与えていないので、栄養不足なのかもしれません。
もしくは、今年は去年よりもモグラが活発に活動しているようで、畑のあちこちに穴が空いてしまっています。モグラが原因のような気もします。

いずれにしろ、収穫量は少なかったものの、採れたジャガイモはとてもおいしく食べることができました。