自然農たんぼ実験 〜稲刈り(第1弾)

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自然農たんぼ実験

知り合いの方から畑の一画をお借りして、自然農での野菜栽培を体験中ですが、今年は小さな水田エリア(ミニ田んぼ)をつくり、自然農での稲作も試しています。

昨年の秋に、知り合いの方から一株のイネをいただき、そこから種もみを採取したのですが、それを使って自宅ベランダで苗を育て、それを畑の端の「ミニ田んぼ」に植えています。


8月8日にごく一部のイネが出穂し、8月20日には他の一部のイネも出穂しましたが、全体で見ると、出穂しているイネはわずか(全体の2割ほど)でした。
ところが、さらに2週間後の9月5日に確認したところ、一気に大部分のイネが出穂していました。

つまり、イネのうち2割は8月中旬に、8割は9月上旬に出穂したことになります。

後から出穂した穂のかたちが独特だったので、イネの銘柄を再確認したところ、「ハッピーヒル」というもち米だということが分かりました。
一方、田植えをした後、うまく育たなかったところには、後から苗を植え直していたのですが、その時に使った苗は「ヒノヒカリ」だったようです。

つまり、ひとつのミニ田んぼに、自分たちがベランダでタネから育てた「ハッピーヒル」の苗と、知り合いの方が育てた「ヒノヒカリ」の苗を混ぜて植えていたということになります。

両者の成長具合の違いは、パッと見にも明らかで、簡単に見分けがつく状態です。
稲刈り時期も、1ヶ月近く差をつけた方がよさそうな感じで、今回はまず、先に出穂した「ヒノヒカリ」について、稲刈りすることにしました。

これが「ミニ田んぼ1」の様子です。手前が今回稲刈りする「ヒノヒカリ」、奥が「ハッピーヒル」です。

「ミニ田んぼ2」です。右が「ヒノヒカリ」、左が「ハッピーヒル」です。

はざ掛けをするために、防護柵用のポールをつかって「なんちゃってはざ掛け台」をつくりました。

「ヒノヒカリ」の稲刈りは10月9日に行いました。

丁寧にゆっくり作業を行いましたが、それでも5分ほどで完了してしまいました。

育ちの良かった1株だけは、来年のタネ用に分けておきます。

「ヒノヒカリ」のはざ掛けが終わるぐらいの時期に、入れ替わりで「ハッピーヒル」の稲刈りを行うことになりそうです。