自然農の野菜栽培を体験する 〜「なんちゃって圃場管理システム」を改良する

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自然農体験

先日、「なんちゃって圃場管理システム」をつくりました(記事は こちら)。

自分の家庭菜園で、どこに何を植えたのかがすぐに分からなくなってしまうという状況に対処するため、Webブラウザ上で畑のレイアウト図を「お絵描き」したり、それを表示したりするものです。
自宅でも現地でも、畑に何が植えられているかが分かるようになり、かなり便利になりました。

さて、これをつくった当初は、データ入力自体は自宅PCで行い、現地ではスマホから閲覧することを想定していました。
しかし、利用を始めるとすぐに、畑でもデータの更新を行いたくなりました。

畑でデータ入力をしようと思うと、スマホでも入力しやすいよう、簡素化しなければなりません。

そのため、以下の方策を盛り込むことにしました。

  • 畑の小さいエリア毎にQRコードを設置し、スマホでそれを読み取ると、そのエリアの編集画面が開くようにする。
  • 野菜名入力欄は選択式にし、文字入力を不要にする。
  • 日付入力欄にデフォルトで当日の日付が入るようにする。

これで、「QRコード読み取り」>「野菜名を選択して追加」もしくは「QRコード読み取り」>「情報を削除」のみの操作で、データ更新できるようになります。

早速、畑で確認してみました。

QRコードを貼り付けたプレートを畑に設置します。

スマホでその情報を読み取ると、その区画の情報が表示されます。
情報が入力されていたら「削除」ボタンが、入力されていなければ野菜名リストと「追加」ボタンが表示されます。

過去の「情報を追加した」「削除した」の履歴も残し、表示されるようにしました。

かなり簡単に情報を更新できるようになりました。

ここまでできると、今度は野菜の株ごとの管理もしたくなります。
「どんな素性のタネ」を「いつ撒いて」「肥料は何を使った」なんていう事項をデータベース化し、それを今回つくった畑の区画情報と紐付けたら便利なのでは?と、どんどん夢が広がります。