知り合いの方から畑の一画をお借りして、自然農での野菜栽培を行っています。
畑のすみには小さな水田エリア(ミニたんぼ)をつくり、自然農での稲作も体験しています。
今年も引き続き、同じ場所でコメを育てました。稲作体験を始めてから5シーズンめになります。
育てるのは「ハッピーヒル」という餅米と、「ひのひかり」といううるち米です。
昨年収穫したコメを一部、種もみとして籾付きのまま保管してあり、それを使って育てます。
4月12日、種もみの選別と温湯消毒をしました。
生卵が浮くぐらいの濃度の塩水をつくり、そこに種もみを入れ、沈んだものだけを使います。
選別が終わった種もみは、60℃のお湯に10分程度浸して消毒します。



その後、種もみを発芽させるために、水に数日間浸けておきます(浸種)。
「水温×日数」を「積算温度」と言いますが、積算温度が100℃になるまで水につけておきます。
4月21日、種もみから芽が出てきたので、自宅のベランダで種おろしをしました。セルトレーに種もみを1粒ずつまいていきます。

4月29日、芽が出てきました。

5月10日の様子です。

5月24日の様子です。

6月7日、田植えを行いました。


6月22日の様子です。

7月5日の様子です。

7月21日の様子です。

8月3日の様子です。

8月16日の様子です。

9月6日、穂が出てきました。

9月20日の様子です。

10月12日、充分に育ったので稲刈りを行いました。


刈り取った稲は、「はざかけ」をしておきます。

11月2日、脱穀を行いました。
「足踏み脱穀機」で脱穀し、その後「唐箕」でゴミを吹き飛ばし、コメを選別します。


田植えから稲刈りまでの期間のイネの成長具合を、「TimerCamera」で定期的に撮影していましたので、撮りだめた画像をつかって、今回もタイムラプス動画をつくってみました。
5シーズンめにもなると、以前は苦労していた「TimerCamera」での定点撮影も、かなり安定して実施できるようになってきました。

